スポーツの普及と
振興に関する活動を通して
みなさまの健康増進に寄与したい

ジュノーFCは、一般社団法人ハイトリースポーツクラブ、イブノ合同会社が運営しております。当法人は、サッカークラブ、ジュノーFCの運営やスポーツイベントの企画運営、サッカーをはじめとするスポーツ選手の育成などの活動を通して、みなさまの健康増進に寄与することを目的としております。
 

会長ごあいさつ

社団法人ハイトリースポーツクラブ 会長

髙木 泰

 
父である高木俊男氏の後を継ぎ（高木俊男氏は名誉会長に就任）、今回ハイトリースポーツクラブ会長に就任しました高木泰です。
 
父が1975年にハイトリーのサッカー場を作った時、日本においてサッカーはメジャースポーツではなく、芝生のサッカー場はほとんどありませんでした。よって芝生のサッカー場を求め、その当時三菱重工サッカー部（現浦和レッズ）と住友金属サッカー部（現鹿島アントラーズ）が試合をしたり、日本ユース代表が合宿をしたこともありました。
僕自身も小学生時代「水戸選抜」の一員としてこのグランドで県大会を戦ったことを今でも鮮明に覚えています。
 
今回父が48年間続けてきた医院を守り続けるため（2019年7月高木整形外科医院から高木内科整形外科医院にリュニューアル開院し父と一緒に働いています）そしてハイトリーのグランドをずっと残していきたいとの思いで、約30年ぶりに地元に戻ってきました。先日ジュノーFCの練習を見にグランドに行きましたが、その時ふと通り抜けた風の匂いは、30年前と変わりませんでした。
現在サッカーは日本において大変人気のあるスポーツとなり、天然芝や人工芝のコートも数多く存在します。他と比較すると決してきれいな芝生ではありませんが、このコートでサッカーボールを完璧に扱うことができたら、世界中どこのコートでもサッカーボールを難なく扱えると思います。水戸のサッカーの原点ともいえるこのグランドから、未来のプロサッカー選手が出ることを心から期待し、応援していきます。

名誉会長ごあいさつ

社団法人ハイトリースポーツクラブ 名誉会長

髙木 俊男

 
昭和48年(1973)の夏は異常な程暑い日が続きました。
 
高度経済成長のもとに、日本列島は、雨後のタケノコのようにゴルフ場が建設されていました。
水戸市大塚町に整形外科医院を開設して、一年がたとうとしていましたが、私は学生時代からの夢であったサッカー場を造ろうとしていました。内原町杉崎に幸い、FさんやYさんが土地を貸してくれることになり、10月に着工しました。
 
最初は、70m四方の土のグランドでした。翌年の1月22日の午後から雪になり、林に囲まれたグランドは雪の平原になりました。
熱気あふれた観衆と、グランド一ぱいに花が咲いたようなカラフルなユニフォームの選手達が走り回る夢と現実は、厳しい程へだたっていました。
 
昭和49年(1974)の2月24日にグランドは仮オープンしましたが、雨の中で選手達はドロンコでした。試合後シャワーもありませんでした。
 
昭和50年(1975)9月21日に拡張工事も終わり、本オープンしました。グランドも100m×60mとなり、芝も張りました。
私の医学生の大会で全国優勝して以来の夢が達成されたのです。
 
当時、有名なクラブの神戸フットボールクラブも板方フットボールクラブもグランドを持っていませんでした。日本初の私設のグランドを持ったクラブが出来上がり、日本ユースチームや、浦和レッズの前身の三菱重工チームなども合宿に訪れました、しかしその後の利用状況はあまり良くなく、最近は、大分荒れていました。
 
平成24年(2012)4月に、このハイトリースポーツクラブで育ったKさん夫妻が、再建してくれることになり、現在はナイター設備も完備し、みちがえる程立派になりました。
 
今後の発展を大いに期待しています。